2025/02/18

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古着ECサイトの新規開発 古着ECサイトの新規開発

案件概要

当初オープンソースのECサイトシステムを利用されていましたが、事業の拡大に伴い業務プロセスがより高度化し、エンドユーザーにとっての使いやすさも一層求められるようになりました。

そこで、新しいニーズに柔軟に対応できるシステムへの移行をご依頼いただきました。

 

利用した技術スタック及び開発ツール

  • プログラミング言語:PHP 5.5.10
  • バックエンドフレームワーク:Zend Framework 1.12.5
  • データベース:PostgreSQL 9.3.4
  • その他ツール:GMO Payment Gateway、Lakala API、TCPDF、Jpgraph

 

クライアントの課題

  • ECプラットフォームとの連携や多様な決済手段への対応が必要になった
  • 業務プロセスが高度になっていき、既存のシステムでは対応ができなくなってきた

クライアントの要望

最適な提案と柔軟なカスタマイズ対応

クライアント様がシステム開発会社に対して求めていたのは以下の要件でした。

  • クライアント様の要件をうまく整理して、最適な提案をして欲しい
  • 予算の中で最大限、自分たちの希望に沿ったシステムを開発を依頼したい
  • システムのリリース後も頻繁にカスタマイズをしたいので、リリース後も迅速に対応できる体制にして欲しい
  • フロント部分はPCとモバイルの両方で動作したい
  • エンドユーザーがストレスなく快適に利用できるよう、システムの応答速度を最適化し、安定したパフォーマンスを維持したい
  • Rakuten、Ebay、Amazon、YahooオークションなどのECプラットフォームと連携ができる
  • RakutenPay、ApplePay、AmazonPayやクレジット決済など、多様な決済に対応できる
  • 既存システムのデータを引き継いで運用したい

 

当社の提案及びアプローチ

クライアント様からご提供いただいたのは業務概要の資料のみで、具体的な技術仕様や詳細な要件の提示はありませんでした。

そのため、まずはソースコードを含む現行システムの構造や動作を詳しく調査し、どのような仕組みで運用されているのかを把握することから開始しました。

クライアント様からのご要望は、プロジェクトの進行とともに随時追加・変更されることが想定されていたため、旧システムで改善すべき点や、新たに実装を希望される機能を整理・明確化する作業を並行して行いました。

その過程で、Q&A形式での確認や定期的な打ち合わせを頻繁に実施し、クライアント様のご意向を正確に汲み取ることを重視しました。

さらに、クライアント様は技術的な知識をお持ちではなかったため、単にいただいた要件をそのまま実装するのではなく、当社からも積極的に提案を行いました。

限られた予算の中で、最大限の効果を発揮できるシステムを構築するため、必要な機能の取捨選択や、コストを抑えつつパフォーマンスを向上させる方法についても検討し、適切なソリューションを提案しました。

また、システムのリリース後に発生する可能性のある問題についても事前に想定し、運用時のトラブルを最小限に抑える体制を整えました。

万が一、不具合や予期せぬ問題が発生した際には、クライアント様の営業活動に支障が出ないよう、迅速に原因を特定し、修正対応を行いました。
これにより、スムーズなシステム移行と安定した運用を実現することを目指しました。