2025/02/19
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困った時にためらわず助けを求められる環境が非常に心強い

アレクシードベトナムを選んだ理由
日本語とITの教育制度が充実していたから。
長期的な成長を実現できると感じました。
アレクシードベトナムの好きなところ
温かくフレンドリーな社員に囲まれ、キャリアアップのチャンスも豊富にあること。
従業員同士の風通しの良さが、私の一番のお気に入りです。
アレクシードベトナムのおすすめポイント
安心して長く働けるだけでなく、自身のキャリアを確実に築き上げられる環境。
今回はICD(ITコミュニケーター部)でITコミュニケーターとして働くレ・ゴック・チャウさんにアレクシードベトナムについてお伺いしていきます。
チャウさんは現在、日本の本社で研修に励んでいます。
チャウさんは現在どのような業務を担当していますか?
現在は、ITコミュニケーターとして、自社製品である顧客管理システム「Symphonizer」のアップグレードプロジェクトに携わっています。
私の担当は非常に幅広く、新システムのカラーデザインや画面・帳票のレイアウト設計といった開発の初期段階から、結合テスト、さらには発生した不具合の修正まで多岐にわたる工程を任されています。
こうした技術的な業務と並行して、日本とベトナムのチーム間のコミュニケーションをより活発にし、双方の連携がスムーズに進むようサポートすることも私の重要な役割です。
現在は研修という形で日本のアレクシード本社で仕事をしており、日本人のプロジェクトマネージャやリーダーと意思疎通をとりながらベトナム側のエンジニアの架け橋をしています。
文化への興味をきっかけに日本へ
チャウさんは日本語を使うお仕事をされていますが、日本語を学ぶきっかけって何かあったんですか?
幼い頃から『ドラえもん』や『YAIBA』といった漫画やスタジオジブリのアニメ作品に親しむ中で、自然と日本の文化に興味を持つようになりました。
本格的に日本語を学び始めたのは大学時代です。
元々、日本の文化に興味があったことに加えて卒業要件として第二外国語の単位が必要だった際に、日本語を選択しました。
当初は日常会話レベルで十分だと考えていましたが、将来のキャリアについて真剣に考えたとき、ベトナムへの日系企業進出が加速していくだろうと思い、日本語を「仕事で使えるビジネスレベル」まで高めようと決意しました。
大学卒業後は、さらに日本語を磨き、日本文化を深く理解するため、海を渡り大阪へ渡りました。
語学力を高めるだけでなく、日本の文化や習慣、そして人々の生活そのものを肌で感じるという、かけがえのない貴重な経験を積むことができました。
日本ではどういったお仕事をされていましたか?
大学で観光学を専攻していたこともあり、日本の旅行系サービス企業で働いていました。
アシスタント業務からイベント運営、見積書企画、さらにはツアー企画まで、全て日本語を使って対応する業務を行っていました。
お客様との直接のやり取りを通じて、日本語の実践力を徹底的に磨くことができました。
未知のIT業界へのキャリアチェンジ
サービス業界からIT業界へ。これはかなり大きなキャリアチェンジでしたね。
ええ、実は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当時働いていた旅行会社の業務が全てストップしてしまったんです。
その時、改めて自身の将来について深く考えました。
外部要因に左右されず、常に成長し続ける業界で働きたいという強い思いが芽生え、未知の領域であったIT業界へのキャリアチェンジを決意しました。
あの時は本当に大変な時期でしたね。
チャウさんと同じように考える方は少なくなかったと思います。元々ITの知識はあったんですか?
正直なところ、当時はITの知識は全くと言っていいほどありませんでした…
大学でもプログラミングを学んだ経験もなく、ITに関する基礎知識すら乏しい状態だったんです。
しかし、自分のキャリアを長期的に考えた時、やはりIT業界しかないという強い確信がありました。
そこで、独学でJavaとSQLを必死に学習して基礎を学びました。
日本語には自信があったので、日系企業であれば自分の語学力とポテンシャルを活かせるのではないかと考え、日系IT企業への転職先を探していました。
そんな中、アレクシードベトナムとご縁があり、入社することになったんです。
充実した教育制度と職場環境がキャリア形成に
様々な日系IT企業の中からアレクシードベトナムを選んだ理由はありますか?
一番の決め手は、教育制度が非常にしっかりしていたことです。
これまでに培ってきた日本語スキルとITスキルを融合させ、理想的なキャリアを形成できると感じたからです。
IT業界のコミュニケーターというのは、ベトナム語・日本語の通訳スキルに加えてソフトウェア開発やプログラミングの知識もある程度必要になる領域です。
そのためアレクシードベトナムではITコミュニケーターであってもそういった優秀な人材を育てるためのIT領域の教育が整っている点は他とは他の企業には無い部分だと思います。
ITコミュニケーターという職種は、ベトナム語・日本語の通訳スキルに加え、ソフトウェア開発やプログラミングの基礎知識もある程度求められます。
アレクシードベトナムでは、ITコミュニケーターであっても、人材を育てるためのIT領域の教育が非常に充実しています。
この点は、他の企業にはない非常に大きな魅力だと感じました。
また、社内の風通しが良く、フレンドリーで和気あいあいとした会社の雰囲気も、重要な決め手の一つでした。
この会社であれば、技術やスキルを着実に学びながら、安心して長く働いていけるという確信を持つことができました。
教育制度の充実と職場の雰囲気が決め手だったんですね。実際に入社されて、最初に感じた感想を教えていただけますか?
最も印象的だったのは、同僚の皆さんの親切さ、そして上司の方々が非常に手厚くサポートしてくださる点です。
前職と比べて、アレクシードベトナムでは同僚や上司のサポートが格段に熱心で、入社してすぐに業務知識を吸収し、チームにスムーズに溶け込むことができました。この会社に入社して本当に良かったと、強く実感しています。
良好なコミュニケーションが課題を乗り越える鍵
ここからは業務についてお聞かせください。日々、業務を通じてよかった点やプラスになった点などはありますか?
毎日が新しい発見の連続で、多くのことを学べる点が何よりも良かったと感じています。常に新しい知識や技術に触れる機会があり、それが自身の確実な成長に繋がっていると実感できます。
また、日本の本社で最前線で活躍するPMやリーダーの近くで勤務できる点です。
そういった機会はなかなか経験できないので、現在一緒に働いている日本人の上司には本当に感謝しています。
日本での仕事は、少なからず壁にぶつかることもあると思います。そんな時、どのように乗り越えていますか?
私はまず状況を整理し、何が本質的な課題なのかを徹底的に突き止めます。
その上で、様々な解決策を試すようにしていますね。
そして、必要だと感じた時は、周りの同僚や上司にためらわずに気軽に相談し、一緒に解決策を探してきました。
困った時にためらわずに助けを求められる環境があることは、非常に心強いです。
周囲とのオープンなコミュニケーションは、問題を共有し、協力して乗り越える上で不可欠な要素だと強く感じています。
周囲とのコミュニケーションを円滑にするために意識していることは何かありますか?
常に「報連相(報告・連絡・相談)」を意識し、徹底しています。
自分の状況を常に共有しておくことで、周囲もサポートしやすくなり、自分がサポートする時もまた然りです。
さらに「報連相」を意識することで、自分自身の業務への責任感がより一層芽生えると思うので、非常に大切なことだと考えています。
コミュニケーションの考え方は、アレクシードベトナムに入社する前と後では変化がありましたか?
そうですね。
アレクシードベトナムではステークホルダーが多い仕事が多く、大規模なチームで働く場面が多いため、以前の職場以上にコミュニケーションがシビアなことを実感しました。小さなコミュニケーションのミスが、大きな問題に繋がりかねません。
そういった環境に身を置くことで、コミュニケーションの重要性をより一層深く認識しました。
国や言語が異なってくると、その重要性は尚更です。
ではコミュニケーション以外での変化は何かありますか?
開発プロジェクトにおける通訳や翻訳を通じて、IT業界やソフトウェア開発に関する知識が格段に増えたと感じています。
もちろん、まだまだ知識不足な点は多いので、今後さらに自身の知識基盤を強固なものにしていくつもりです。
オフショア開発を加速させる”唯一無二の架け橋”に
仕事でやりがいを感じたことを教えてください。
日本とベトナム双方の開発チームの架け橋としてプロジェクトが成功した時にとてもやりがいを感じます。
プロジェクト開始時には不安もありますし、オフショア開発ではITコミュニケーターである自分がプロジェクト成功の左右を決めるのでプレッシャーも感じます。
しかし、その分、プロジェクトが無事に成功し、クライアントや開発チームからの感謝の言葉をいただいた時は、この上ない喜びを感じます。
まさに、その瞬間にこれまでの苦労が報われる、非常にやりがいのあるポジションだと実感しています。
今後、アレクシードベトナムでどのように成長していきたいですか?
まずはネイティブレベルの日本語能力を取得すると同時に、日本のビジネス文化や考え方への理解をさらに深めていきたいと思っています。
その上で、ITの知識の幅を広げ、オフショア開発のプロジェクトをもっと効率よく、そしてスムーズに推進できるような”唯一無二の架け橋”のような存在になりたいと思っています。そのためには、まずブリッジSEとして一人前になるのが目下の目標です。
現在の本社での研修では、業務知識やデータベースの理解を深めるだけでなく、要件定義や設計といった上流工程にも携わる機会があり、そこからクライアントとの本質的なコミュニケーションの取り方を学んでいます。
長期的には、これらの知識と経験を最大限に生かして、「日本語が話せるベトナム人PM」という、希少価値が高く非常に需要のある役割を果たせるようになっていきたいと思っています。
キャリアに不安を感じる方こそ一緒に成長を!
ありがとうございます!
最後にアレクシードベトナムに入社を検討されている方にメッセージをどうぞ!
AIの進化により、働き方は大きく変化し、未来のキャリアに対する不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし、私はこの変化を成長の機会と捉えています。
アレクシードベトナムには、この不安定な時代でも自身のスキルやキャリアを着実に高め、長く活躍し続けたいと願う方を温かく歓迎する環境が整っています。
特に、私自身が日本での勤務経験を通じて、普段では得難い貴重な経験を積むことができ、それが長期的なキャリア形成に直結すると実感しています。
自己成長を追求し、将来を見据えた確かなキャリアを築きたい方にとって、アレクシードベトナムはまさにぴったりの場所だと自信を持ってお勧めします。
貴重なお話ありがとうございました!
チャウさんのお話からは、常に向上心を持って仕事に取り組んでいらっしゃる姿勢がひしひしと伝わってきました。
今後も日本とベトナム、両国でのさらなるご活躍を期待しております!