2025/02/19

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技術力だけでは不十分。チームで課題を解決するために自分の知識を一人でも多くに

Mach Hue Hung

アレクシードベトナムを選んだ理由

システム開発の標準化と品質がしっかりしていたので興味があったから。

アレクシードベトナムの好きなところ

チャレンジする機会が多く、仕事に飽きがこない点。
これがあるから長い期間勤務していると思います。

アレクシードベトナムのおすすめポイント

信頼できる仲間と一緒に会社を成長できる点

今回はRDD(研究開発部)で部長としてアレクシードベトナムの技術をリードするマック・フエ・フンさんにアレクシードベトナムについてお伺いします。

フンさんが担当している業務について教えてください。

研究開発部長として、会社が実際のソフトウェア開発に適用するための新しい技術を研究、評価、テストする役割を担っています。

さらに、いくつかの重要なプロジェクトでテクニカルマネジメントも担当しています。
特に、高度なビジネスロジックを必要とする大規模な基幹業務システムや複雑なアーキテクチャを持つ難易度の高いシステムに技術的支援を行っています。

その他にも、チームメンバーのトレーニングや技術サポート、ソリューションの方向付け、そしてソフトウェア開発プロセスを改善し、品質と作業効率を向上させることも私の重要な任務です。

コンピューターがどのように動いているのかという好奇心がエンジニアへ

プログラミングの勉強をしようと思ったきっかけを教えてもらえますか?

私がプログラミングの道を志したのは、コンピューターやアプリケーションが一体どのようにして動いているのか、という純粋な好奇心からでした。
そこからプログラミングを勉強し始めて、勉強をしているうちに単にコードを書いて動かすだけではなく自分や社会にとって役に立つものを創造して構築するものなのでは?
と思うようになったんです。
そのうち、自ら難易度の高い問題を設定してそれを解決するためのプログラミングを作ったりするのが楽しくなってきました。

 

それでエンジニアになろうと思ったのですか?

そうですね。
大学ではソフトウェア工学を専攻し、データ構造、アルゴリズム、ソフトウェア設計の原則からシステム開発モデルまで、IT技術の根幹となる知識を体系的に学びました。
在学中から、オブジェクト指向のプログラミングやデスクトップアプリケーションにも触れる機会がありました。安定性と保守性を両立させたシステム設計の考え方は、この頃に身につけたものです。

 

基本的な知識を大学で学んだんですね。大学卒業後はどうされましたか?

大学卒業後は日本市場をターゲットにしたソフトウェアソリューションを提供する企業に勤務しました。
業務の基幹システムやクライアントの要望に応じたソフトウェア製品の開発プロジェクトにアサインされ、プログラマーからリーダーまで幅広く経験をしました。

標準化されたプロセスと品質への興味からアレクシードベトナムへ

その後、どういった流れでアレクシードベトナムに入社することになったのですか?

実は当時勤めていた会社も日本市場をターゲットにしていた、という共通点もあり、その時からアレクシードベトナムのことは、同じ業界で働く知人から聞いていたんです。
ある時、気になってアレクシードベトナムのことについて調べたことがありましたが、アレクシードベトナムが開発プロセスにおいて標準化されたプロセスを重視しており、それにより品質が安定しているということがわかったんです。

この「標準化されたプロセス」とそれによって作られる「安定した品質」という点は自分がソフトウェアを開発する時に重要視している点でした。
ここに強く共感し、応募することを決めました。

そしてアレクシードベトナムに応募して、働くことになりました。

 

実際に入社してみていかがでしたか?

実際にアレクシードベトナムでは開発プロセスが明確になっており、ワークフローが開始から終了まで標準化されていることに驚きました。
さらにこれは入社したからこそ気づいたのですが、この標準化のプロセスが品質保証の面だけではなく、チームメンバーが継続して能力を発揮できるという点においても効果があることに気がつきました。安定した品質基盤があるからこそ、チーム全体が安心して新しい技術やアイデアの試行に集中できる。
この環境こそが、エンジニアの成長を加速させると直感しました。

また、個人的な話ですがアレクシードベトナムが開発するプロジェクトは大規模な基幹業務システムが多く、前職の知識を活かしながらもより深く専門的なところまで学べたことがよかったと思っています。

 

入社時は緊張や不安などはありませんでしたか?

前職も日系企業だったため日本の会社のプロセスや働き方にはかなり慣れていました。
そのおかげで、入社後もスムーズに環境に馴染むことができましたね。
また、チームの他のメンバーも新入社員の私にサポートをしっかりしてくれたので、初日から安心して仕事を始められました。

独り立ちしていくメンバーが自分の喜びへ

ここからは業務についてお聞きしていきます。
アレクシードベトナムで働く上でよかったことややりがいを感じた出来事を教えてください

私は以前からシステム開発の現場にいたため、実際にエンジニアとしてコードを書くこと以外にも新しくチームに加わったメンバー、特に新卒で入社した経験の浅いメンバーに対してサポートすることが多いんです。
その時に彼らが日々知識を吸収して自信をつけて独り立ちしていく姿を見るたびに、自分のことのように嬉しく、やりがいを感じました。

その経験が技術をリードしていく立場の原体験になったのかもしれませんね。

その通りです。
以前はチームリーダーとしてプロジェクト単位でマネジメントをすることはありましたが、ここまで深く部下や新メンバーをサポートするという経験はありませんでした。
初めて教育を経験した時に人の成長に貢献できることが非常に嬉しく、また素晴らしい側面だと思いました。

技術力だけでは不十分

フンさんが仕事で大きな壁にぶつかった時にどうやって乗り越えてきましたか?

私は、チームで知恵を出し合い、議論を交わすことが最善の解決策だと考えています。
壁にぶつかった時は、一人で抱え込まず、まず問題を一つひとつの要素に分解して整理します。
その上で、チーム全員で「本当の原因はどこにあるのか」を多角的に検証し、徹底的に掘り下げます。 

表面的な対処ではなく、将来同じエラーが起きないための本質的な解決を目指す。
このプロセスを何よりも大切にしています。

 

チームで率直に議論を交わすことの重要性を述べられていますが、それを実感した出来事はありますか?

以前、あるプロジェクトで非常に大きな問題が発生したことがありました。
その状況を打開するため、私たちはチーム全員で率直に話し合い、誰が何をすべきか、それぞれの役割を明確にして協力し合うことにしました。

この経験を通じて、私たちはただ困難を乗り越えただけでなく、お互いのことをより深く理解し、チームとしてさらに強く結束できたのです。
この出来事こそが、私がチームでの建設的な議論を何よりも大切にするようになった、まさに原点と呼べる経験です。

 

良い経験ですね!

実はそれまではシステム開発を行うエンジニアにとって優れた技術力が全てだ、と思っていました。
しかし、システム開発、とりわけ大きな基幹システムなどになると一人で行うことはほぼありません。
技術力だけでは不十分であり、コミュニケーション能力や時間の管理、そして何より良好なチームワークが重要なのだ、と実感しました。

それ以来、私はチームからのフィードバックを真摯に受け入れ、絶えず改善していけるように意識を変えていきました。

 

かなり大きな変化がありましたね。

そうですね。そういった経験を通じてエンジニアとして自分のコーディングのみに集中するのではなく、プロジェクト全体を見るような視点を広げることも学びました。
また自分の技術や知識をより多くのエンジニアに共有するためにはどうすればいいのか、効果的な指導とはどういったものかを考えるようになりました。

挑戦する機会が多く、飽きがこない

フンさんはアレクシードベトナムで10年以上勤務されていますが、長く働ける理由って何かありますか?

会社として成長するという明確な方針があり、そのために様々なチャレンジに挑戦する機会が多いからだと思います。

仕事というのは毎日行うものですから、必ずどこかで飽きというものがきます。
しかし挑戦する機会が多いので、新鮮でモチベーション高く仕事ができていると思います。

さらにそれぞれの専門性や適性にあった仕事があるというのも大きいと思います。
自分の場合、ある程度の技術があり人に教えることが楽しいという性格が今の仕事にピッタリなのでそこでさらに評価をされて、といういいサイクルで働けています。

 

非常にいい環境ですね。
仕事以外でも魅力に感じている部分はありますか?

やはり、信頼できる仲間ですね。
会社として定期的なチームビルディングの活動もあって、それによりチーム間の繋がりが深まり、より一体感にあるものになっていると思います。

また明確な昇給・賞与制度なども大きなモチベーションになっています。
自分の努力がちゃんと反映されて、会社と共に一緒に成長できている感覚を持っています。
柔軟なリモートワーク制度も非常に良く、仕事とプライベートのバランスもとりやすいですね。

今後は会社の技術力をもっと強固なものに

フンさんは今後、どのような活躍をしていきたいですか?

今後も大規模なプロジェクトでテクニカルアーキテクトとして役割を担い続けるのと同時に、会社のエンジニアの育成にも力を入れていきたいと思っています。
かつて、若手メンバーが知識を吸収し、自信をつけて独り立ちしていく姿に大きなやりがいを感じました。
だからこそ今、彼らが安心して成長できるような教育プログラムを充実させ、次の世代を担うエンジニアを育てていきたいと思っています。

 

技術面ではどういった点に興味があり、学んでいきたいですか?

AWSやAzureのようなクラウドプラットフォーム上でアプリケーションを最適に開発・デプロイする方法についての研究を広げ、同時にクラウド環境に適したシステムアーキテクチャへの理解を深めたいと考えています。
それに加えて、製品の総合的な品質を向上させるためのQA自動化、CI/CD、DevSecOpsといったソリューションにも関心があります。さらに、自動化や意思決定におけるAIの応用、そして、より安全で透明性の高いシステムを構築するためのブロックチェーンの可能性についても学んでいます。

今後は会社の技術力をもっと強固なものに

ありがとうございます!
最後にアレクシードベトナムに入社を検討されている方にメッセージをどうぞ!

技術に興味があり、学びながら長期的なキャリアを築ける環境を探しているのであれば、アレクシードベトナムは最適な場所です。
RDD(研究開発部)は、新たな仲間をいつでも歓迎します!

貴重なお話ありがとうございます。
今後もアレクシードベトナムで技術をリードしていってください!

名前

マック・フエ・フンさん
Mạch Huệ Hùng

所属部署

Research & Development Department(RDD)
研究開発部

ポジション

Principal Software Engineer

入社年

2012年12月

出身校

ホーチミン市工科大学

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